当院について
ご挨拶

はじめまして。
北川屋鍼灸整骨院院長の、田尻尚美と申します。
倉敷市真備町の出身です。
この度、地元、真備で鍼灸整骨院を開院しました。
私は、高校を卒業後、中国(中華人民共和国です)の大学に進学し、帰国後日本で柔道整復師と鍼灸師の免許を取得しました。
その後も、倉敷市内の病院で勤務したり、沖縄やカナダで勤務したり、と気の向くままに、様々な場所で鍼灸師、柔整師として働いてまいりました。
ひとところに留まることが苦手な事と、様々な人種の方や異なった環境で暮らす方々の身体を見てみたい、治療したい、という思いから放浪のような生活を送ってきました。
正直に言えば、私は自分で院を開業したり、決まった場所に定住するようなことを自分が選択することは一生ないだろう、と思っていました。
2018年、7月。
私の住む町は被災地となりました。
幸い、といえるかわかりませんが、私が暮らす真備町市場という地域は山寄りということもあり、水害を免れました。
深夜に起きた工場の爆発も、直線上に在りながら周囲の山々に守られたおかげで大きな被害を受けませんでした。
町内の、人々の生活がある大部分が被災した中で、私は私ができる事を探しました。
当時倉敷市中庄の方で勤務していたので、休みの日だけではありましたが、鍼灸師として、柔整師として避難所で生活されている方々の施術をさせていただきました。
今でも、その活動が役に立っていたのか、意味があったのか、よくわかりません。
ですが、そういった活動の中で、地元で院を開く事、生活をしていく事、この土地で暮らす人達の健康のサポートをできる仕事には、きっと意味があるのだろう、と思いました。
鍼灸師であれ、柔整師であれ、人の身体や精神に関わる仕事はとても難しいものだと思います。体に関しての知識は一生学び続けなければならないものです。
患者さまお一人お一人が違う人である以上、テンプレートの施術は通用しないでしょうし、患者さまが望まれるものは異なると思います。
まだまだ若輩者ではありますが、お一人お一人に寄り添った施術ができる治療家でありたいと思います。
丁寧に、穏やかに患者様と向き合う施術所としてゆっくり進んでいきます。
院としての挨拶としてはおかしな内容になってしまいましたが、お身体に関する悩みをお持ちの方、是非一度お気軽にお越しください。私ができる精一杯の施術をいたします。


